2008年6月30日月曜日

Psychedelix 「New Classics」

1988年に行われたCharのソロ・ツアー「CHAR & THE PSYCHEDELIX」。
この時のメンバーを母体に組まれたサイケデリックスは、
Charの90年代のキャリアの中心となったモダン・ロック・バンドでした。
Jimmy CopleyとCharが核となり、70年代ロックの持つエッジーで、
パワフルなエネルギーはそのままに、
より高度に洗練されたサウンドを展開。
日本一早かった「大人のロック」だったのではないでしょうか。
夏フェス・シーズン到来の現在、もしサイケデリックスがフジ・ロックに
出演したら、、、、などと夢想してしまいます。

Photobucket


再結成の噂はありませんが、
先日のJimmy Copley & Char「Slap My Hand」SPECIAL SESSIONでは、
サイケデリックスの曲も演奏されて、
やっぱりカッコ良いなあと思った方々も少なくなかったでしょう?

   **********************************************

6月11日に発売されたPSYCHEDELIX ベスト・アルバム「New Classics」の
制作を担当しました。
発売はBMGですが、選曲、リミックス、リマスタリングを、
Charと共に弊社・江戸屋が行ったのです。

なんと言っても今回特筆すべきは、過去の音源を新たにTDし直すこと。
エンジニアのエリック・ウエストフォールとCharで、
当時マルチテープに録音されていた音を組み替え直したわけです。
曲がまったく別物になるわけではないのですが、
聴いた印象はすいぶん変わります。
リマスタリングは今や日常的にみんなやるんですけど、
本人監修のリミックスとなるとなかなかありません。

たしかにオリジナル楽曲の印象を変えることによってリスナーに
妙な違和感を生むのでは、まったく意味がありません。
しかし今回あえてリミックスに踏み切ったCharの心境を言うならば、
今の時代にこそPSYCHEDELIXの音楽はふさわしいのではないか?
ということではないのでしょうか。
そのために2008年版のサウンドを新たに求めたのだと思います。

rowdy boys (2008 NEW MIX) - psychedelix
過去の曲をセルフ・カヴァーすることはありましたが、
過去の音源に手を入れるのはCharのキャリアでも初めてのことです。
それだけに気合いの入った2008年版サイケデリックスの15曲が、
新たに生まれたのだと及ばずながら自負しております。
ぜひオリジナル盤と聴き比べてみてください、
面白い発見がたくさんありますよ。
(オリジナルではカットされてた音も出てたりします)


Photobucket

http://www.amazon.co.jp/gp/product/B0016J82W2/ref=s9subs_c5_img1-rfc_g1?pf_rd_m=AN1VRQENFRJN5&pf_rd_s=center-5&pf_rd_r=16EBXJN0DAKJSW3REFJV&pf_rd_t=101&pf_rd_p=96524206&pf_rd_i=489986

0 件のコメント: