2008年6月18日水曜日

39才A&Rの当惑 その1

imeem
いやーimeemってすごいっすね。
http://www.imeem.com/

ひとつ前のエントリーにもChar & The Psychedelixの「ICE CREAM」を
貼付けましたが、自分のブログに好きに貼付けられる(もちろん無料で)、
いわゆるブログパーツというサービスなんですけど。

imeemにアップされてる曲であれば、
コールドプレイでもU2でもジャネット・ジャクソンでも、
自分のブログにお気に入りの曲の入ったプレイヤーを、
ペタっと置けるわけです。
例えばこんな曲もありましたよ。


SMOKY - CHAR


Heaven - The Rolling Stones


The Real Slim Shady (Album Ver - Eminem


若い人にはさっぱり判らないかもですが、
昔は音源を自分の手に入れるためには、まずレコードを買ってたわけです。
お小遣いが足りない場合は「貸しレコード屋さん」というのがあって、
そこで借りて来たレコードをカセットテープに録音していました。
これは現在のTSUTAYAとかと同じことですね。

全くお金をかけないで音源を入手する場合は、
友達の持ってるレコードを借りて録音する(厳密には違法でした)、
またはFMの番組表をチェックして(かかる曲がリストになっていた)、
ラジオを聴きながらガチャっとRECボタンを押してカセットに録音。
みたいな事をしていて、大変でした。CDになってからも基本的には同じ。

ところがimeemみたいなシステムだと、
いつでも好きな曲を聴けるのみならず自分のPCに置いておけるわけで。
リスナーにとってはこれほど便利なことはありません。

しかし音楽を売っている我々の立場としては、
「こんな簡単にタダで聴かせていいのだろうか?」とか
「著作権とかどーなってんのかね?」とか
「もうCDとかみんな買ってくれないんじゃなかろうか?」とか、
小心な疑問が湧きまくり。

そうは言ってみたところで、世界中の人が支持し始めれば、
こういうシステムが当たり前になっていきます。
YouTubeみたいに。

ネットはすごい!とかいまさら思いませんけど、
音楽配信ということに限らず、
ネットによって音楽業界も大変化の真っただ中にいることは間違い無し。
一体これからどうなるんでしょう?と心配するより、
出来るだけ楽しんでみようと思っていますが、、、、。

imeemの使い方は、このエントリーに詳しくは説明されてます。
http://edoya.blogspot.com/2008/06/blog-post_07.html


このバンド好きだなあ。
こんな時代にふさわしいロック・バンドだと思います。

ふたりごと - RADWIMPS
 
 

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