2009年5月12日火曜日
それで君を呼んだのに
先週の土曜日は清志郎のお葬式を済ませて、
神田須田町の「まつや」に行きビールとお酒を飲んだ。
「まつや」はもちろん満席でいつものように相席だったが、
喪服のままネクタイをはずしワイシャツのボタンを開けて、
まるで夏のようだったうだる昼下がりに一人で飲むビールは美味しかった。
翌日の日刊スポーツの記事にギターの三宅さんが、
ほんとはボスはああいう派手なのは苦手で、
隅っこのほうで「なんだかなー」とタバコ吸ってるんですが、、、、
みたいな内容のコメントを出していて、なぜだか嬉しかった。
そういえば15年前に清志郎とチャボ名義でのライブが野音であった。
RC解散後初めて実現した2人のステージだったので、
そのライブに対するファンの期待度は尋常じゃなかった。
浴衣姿に麦わら帽で出て来た清志郎といつもの格好で出て来たチャボ。
チャボのギターがアルペジオをつま弾き、清志郎は歌い出した。
俺たちよそ者 どこに行ったって
だからさそんなに親切にしてくれなくてもいいのに
客席は一瞬完全に息をのみ、鳥肌を立てて、
やっと割れんばかりの拍手となった。
すごい始まり方だった。
特別な特別なライブの1曲目は全てのファンの予想を裏切って、
なんと「よそ者」という曲だったんだ。
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