2008年5月30日金曜日

Jimmy Copley プロフィール

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Jimmy Copley
http://www.jimmycopley.com/
http://www.edoya.tv/jimmycopley/



生年月日:1953年12月29日
出身地:イギリス サウス・ロンドン(バース市在住)

南ロンドンの音楽環境に恵まれた家庭に生まれる。幼少の頃より母親がピアノを弾き、様々なミュージシャンが訪れてはリビングで音楽を奏でていた。幼くして父親の経営する音楽スタジオにてドラムの練習を始める。本格的な活動は70年代初頭、父親との親交があった若き日のジェフ・ベックがプロデュースして UPPとしてデビュー。2枚のアルバムを発表し日本でも話題を呼んだ。またこの頃ジェフ・ベックはUPPをバック・バンドとしてライブ活動も行っている。

日本においてはアンルイスのサポート・バンドのドラマー、また後に矢沢永吉、今井美樹等様々なアーティストのアルバムにも参加。
その後、英国を筆頭にヨーロッパで絶大な人気を誇ったGO-WESTのワールド・ツアーに参加している。GO-WESTはピーター・コックス、リチャード・ドラミーからなるデュオで、1985年にデビュー曲の「ウィ・クローズ・アワ・アイズ」がヒット、新進のブルー・アイド・ソウルのデュオとして注目された。1993年には映画「プリティ・ウーマン」のサントラに提供した「キング・オブ・ウィッシュフル・シンキング」がヒットしている。
88年にはあのティアーズ・フォー・フィアーズのワールド・ツアーのドラマーとしてまさに世界中を飛び回る。ティアーズ・フォー・フィアーズは「ルール・ザ・ワールド」、「シャウト」という2曲の全米ナンバーワンヒットを送り出し、世界的な成功を手にした。日本でも1985年の自動車メーカー・スズキ「カルタス」CMに採用され、舘ひろしとともに広く認知される。さらに、「ヘッド・オーバー・ヒールズ」もチャート上位にランクしたが、これは印象的なイントロから後年カルト映画「ドニー・ダーコ」でも取り上げられることになる。
1989年に発表された「シーズ・オブ・ラブ」もヒットし、引き続き高い評価を得た。カンザス州のホテルで歌っていたオリータ・アダムスを起用、この時にジム・コウプリー、またギターにはジミーの旧友ニール・テイラーら多数のスタジオ・ミュージシャンも参加している。シングル「ウーマン・イン・チェインズ」ではフィル・コリンズのドラム、他にべースでピノ・パラディーノ等。その後ティアー・フォー・フィアーズ解散後のカート・スミスのソロ・アルバム"Soul on Board"、プリテンダース、マーティン・ペイジのアルバム等数々の著名なアーティストのセッション・ワークに参加。
88年には、日本においては和製ロック・ギタリストの雄、チャーとの「いつか一緒にバンドをやろう...」という長年の口約束が現実の物となり、チャー&ザ・サイケデリックスに参加し、日本での知名度もこの頃から一気に上がった。
この時のオリジナルメンバーはチャー(G)、ジム・コウプリー(Dr)、ジャズ・ロッホリー(B)、佐藤準(Key)、アン・ルイス(Cho)となっている。佐藤準はチャーのスモーキー・メディスン時代から一緒にやっているキーボードで数々のアーティストのアレンジを手がけており、おニャン子クラブなどアイドル物で一声を風靡した。
96年からは60年代のブリティッシュ・ロック・シーンの牽引役となった伝説的なバンドFREE、バッド・カンパニーの名ヴォーカリスト、(現在クィーンのヴォーカルとしても知られる)ポール・ロジャースのパーマネント・バンドによるワールドツアーにも参加。この年、ギリシャの国民的ニュー・エイジ・ピアニストのバックも務め、チェコ・フィルハーモニー・オーケストラなどの欧州を代表するオーケストラとも競演を果たし、新境地を切り開く。

2000年代に入ってからはブラック・サバスのトミー・アイオミと元ディープ・パープルのグレン・ヒューズのユニットや、同じくディープパープルのメンバーであった、デビット・カバーディル、ジョン・ロードと共に70年代のハードロック・シーンを担ったホワイト・スネークのオリジナルメンバー3人(バーニー・マースデン、ミッキー・ムーディー、ニール・マーレイ)によるM3のドラマーとしても活躍。M3はロシア、東欧を含む全ヨーロッパのスタジアム・クラスの会場埋める動員を誇る脈々と続くヨーロッパでのハードロック人気を常に支え続けているモンスター・バンドである。
また2004年頃からは長年のバンド・キャリアを続け、驚異的な売り上げと動員を誇るバンド、マグナムの正式メンバーとしても活躍し、全ヨーロッパを渡る長期ツアーも行っている。

現在もジェフ・ベックとの親交も深く、ロンドン郊外のジェフ・ベック宅においてピノ・パラディノと共にジェフのレコーディング・セッションを行ったり、ちょっとしたジェフのライブのサポート・ドラマーを務めており超多忙な英国を代表するロック・ドラマーの一人である。ピノ・パラディノは、ジョン・メイヤー・トリオなどにも参加している世界的に絶大な人気を誇るベーシストで特に日本ではフェンダー社製のシグニチャー・モデルのベースが飛ぶように売れる異常人気ぶりである。

2007年は本人の長年のキャリアの集大成ともいえる初のリーダー・アルバムを制作中。地元バースのスタジオを中心にジェフ・ベック、バーニー・マスデン、ピーターコックスなどの名だたるミュージシャンがこぞって参加する本人の音楽的なルーツをたどる内容となっている。日本・セッションではチャー、小島良喜(小島は井上陽水、浜田省吾、近藤房之助など多くのアーティストのコンサート・ツアー、レコーディングに参加しているサポート・キーボードの第一人者)、そしてハービー・ハンコック&ヘッド・ハンタースのオリジナル・ベーシストであるグルーヴ・マスター、ポール・ジャクソンも参加し、ファンキーかつクールなグルーヴ・セッションを展開しまさにクリック無しの一発録りを行った。日本のビールと焼き鳥、しゃぶしゃぶ好きの大の親日家である。

myspace
http://www.myspace.com/jimmycopley

 
 

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