2009年6月18日木曜日

KOBE GIRL、ほか

神戸に行ってきました。

豚インフルエンザのせいか不景気のせいか、
平日のせいか判らないが、人通りが少ない神戸。
晴天で、かつ涼しくて、緑がとても綺麗ですごく気分が良かったです。
マスクをしてる人も全く見かけなかった。
写真を撮り忘れたので何か代わりになる絵がないかなーと
神戸のことを考えてたら♪KOBE GIRL〜という鼻唄になってしまった。
「タワー・サイド・メモリー」という曲で、
ユーミンの『昨晩お会いしましょう』というアルバムの1曲目。

Photobucket
昨晩お会いしましょう』松任谷由実

このアルバムはシングル「守ってあげたい」収録のヒット作で、
1981年11月のリリース、80年代ユーミン黄金時代の幕開け。
「A HAPPY NEW YEAR」という名曲が入ってます。

 甘くよりそう頃はよくここまでとばした
 ポートピアも終わればただの夜に戻って
 あの娘は急にはしゃぎ出すの おしゃれしたのも悲しくって

そんな歌詞に続いてKOBE GIRL〜というサビのリフレインする
フレーズが印象的で、好きな曲でもないのに、つい忘れない。
歌詞にもあるようにこれは実際に1981年に開催された
ポートピア(PORTOPIA)'81
という博覧会がモチーフになってて、
旬のものと勝手にタイアップしていくユーミンの技、さすがです。
大阪の万博の時は小さすぎてニュースとしてもさっぱり憶えてないが、
ポートピアのニュースは結構憶えてる。
コーベってちょっと未来的でかっこよさそだなあーとかたしか思った。
それでその何ヶ月か後にユーミンのこの歌が出たので、
神戸の女の子っていいなあ、、、、と想像したかというとそうでもなく、
ただ妙なリフレインだけが引っ掛かってしまった曲。
だいたい「コーベーガール」ってあんまり響きとしても良くないし、
口にだして読みたい日本語ってかんじじゃないですが、
妙に耳につくリフレインなのです(転調するんだなーこれがまた)。
ちなみに「ポートピア」の語感は当時エレクトロな響きがありました。


そんなことをかんがえてたら、今日のニュースでこんなのが。
リニア品川・名古屋は40-47分

リニアモーターカーもポートピアみたいな近未来のイメージで、
子供の想像力に夢を与えるワードだった。
実際こちらもポートピアの頃には開発や実験のニュースが
定期的にアナウンスされてたから、大人になる頃には、
この夢の超特急(と言われていた)に乗るんだなーと楽しみに
していたのですが、それから30年たってもまだリニアは走っていません。
今でも不定期にニュースはリリースされてるが、
ホントのところいつ実用化されるのでしょうか!?
「リニアモーターカー」という言葉は今はもう全然未来っぽい語感がないすね、
「超合金」みたいな少し物悲しい昭和の遺物的なかんじでしょうか。
元のコンセプトがすっかり時代に追い越されてしまったという。
子供の頃からの刷り込みもあって、個人的には死ぬまでに乗ってみたいのですが、
この時間のかかり方からしても政治的利権の匂いもしてますし、
一生夢の超特急になってしまうのでしょうか。

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